ダイエットは体重を落とせばよいわけではない
こんにちは
パーソナルトレーナーの宍戸です。
今回は『ダイエットと体重』
についてお話していきます。
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ダイエット目的の方には
「どのくらい減らしたいですか?」
という質問を最初にしています。
ですがこの質問の回答
無理な数字の場合が多いんです。
そこで、わたしが再度計算し
身体に無理のない数字を提示し
選んでいただいています。
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「体重は落とせば落とすほどよい」
と、思っている人がいますが
実際はそうではありません。
体重は落としすぎると
必ず身体に悪影響を与えます。
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わたしが選手時代
64kgから61kgまでの減量後
体重がほとんど戻らないことがありました。
そこで階級を下げてみることに。
ひとつ下の階級は55kgなので
64kgから考えると9kgほど
落とす計算です。
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57kgまでは何とか落ちたのですが
そこからがきつかったです。
当時は学生だったのですが
授業を聞いていてもぜんぜん頭に入ってこない。
しかも10月ころだったのに
感じたことのない寒さを感じていました。
友達からは顔色が悪いといわれ
練習ではだんだんパワーが落ちていくし
疲れやすい。
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最終的にはなんとか55kgまで
落ちました。
ですが、この一回きりで
もうこの階級では出ないと決めました。
理由は簡単で
体調が悪く生活に支障が出ていたし
何より弱くなっていたからです。
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体重を落とせば落とすほど
よいわけではなく
人それぞれ適した体重があります。
それを知らずに体重を落としすぎると
むしろ健康を失うことになります。
わたしの場合も、この範囲からはずれ
無理に体重を落としてしまったのです。
だから体調を崩したのです。
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せっかくがんばってやせても
身体を壊してしまったら
悲しすぎますよね。
まずは自分がどこまで体重を
落としても大丈夫なのかを
しっかりと把握することです。
その範囲を知った上で
ゴールを決めていく。
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ちなみに
無理に体重を減らすと筋肉を大幅に減らす
ことになります。
すると
やせても思ったより体型はよくならないし
リバウンドの危険性も非常に高くなります。
いいことないですから
お気をつけください。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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