科学的根拠の落とし穴2
こんばんは
さいたま市(大宮、浦和)上尾で
パーソナルトレーニング
を提供している宍戸です。
今回も
『科学的根拠の落とし穴』の続きです。
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“科学的根拠、理論といったものは
ひとつの参考にすぎない
結果を出すためには
これらを自分に合うように
調整する必要がある”
とお話しました。
これを違った角度から見ていきます。
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科学的なデータにもとづき
食事や運動を厳密に管理して
8割の方がやせたとします。
この数字を見ると
効果が高く見えますよね。
でもよく考えてほしいのですが
“2割の方はやせていない”わけです。
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この2割をあなたならどう見ますか?
わたしなら
2割という数字の大きさの前に
『自分がこの2割に入る可能性がある』
ことに目を向けます。
ここが重要。
正しいことをやっていると思い
8割しか見ていないと
たとえ結果が出ていなくても
現実が見えなくなります。
しかし最初から2割に入る
つまり結果が出ない可能性もあると
考えていれば、方法以外のところに
目が行くようになります。
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人のカラダは一定ではなく
日々変化しています。
そのため
たとえ最初は結果が出ていても
時間がたつと同じ方法では
結果がでなくなります。
ではどうすればいいのか?
そのときどきで軌道修正し
方法を変える必要があります。
しかし
今までの方法にしがみついていると
軌道修正することができません。
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言い換えると
方法という細部に目が行くと
結果が出ないのです。
結果を出すためには
もっと大きな枠組みでとらえる
必要があります。
大きな枠組みとは
時間を長めに区切った
『ながれ』のことです。
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よいながれができていればで
結果は自然とでます。
しかし
ながれは一定ではなく
ちょっとしたきっかけで
変わることがあります。
この瞬間を見逃さず
すぐに手を打つことが必要。
しかし
今までうまくいってた方法に
しがみついていると、
手を打てずながれは悪い方向へ進みます。
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これはスポーツの世界でも
よくありますよね。
有利に試合を進めていたのに
ちょっとしたことがきっかけで
ながれ変わり、ガタガタと崩れて
逆転負け、、、
そんなシーンを
見たことはありませんか?
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結果を出すためには
ながれが必要に大切です。
でも
ひとつの方法に固執していると
ながれが変わった瞬間に
手を打つことができません。
「この方法は絶対に正しい!」
そんな考えを持っていると
ながれは悪くなります。
ご注意ください。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。