高い視点で考える2
こんばんは
さいたま市(大宮、浦和)上尾で
パーソナルトレーニング
を提供している宍戸です。
今回は
『高い視点で考える』の続きです。
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高い視点で考えるとは
ものごとを別な次元でとらえることです。
例をあげて説明します。
スポーツの世界で
ウエイトトレーニングについて
しばしば2つの意見で議論される
ことがあります。
「ウエイトトレーニングで
筋力をつけたほうがよい」
という意見と
「ウエイトトレーニングは
動きを悪くするのでやらないほうがよい」
という意見です。
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確かにウエイトトレーニングで
筋力をつけたほうが強くなりそうですよね。
でも
一部の筋肉に負荷をかけるような
ウエイトトレーニングは動きが悪くなるのも事実。
ではどちらが正解なのか?
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実はウエイトトレーニングという視点で
考えていたら答えは出ません。
そこで高い視点から
このテーマを見ていきます。
具体的には
“競技パフォーマンスを上げ試合で勝つ”
という視点です。
すると答えが見えてきます。
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筋力が足らないなら
ウエイトトレーニングで
筋力アップさせるべきです。
ただし
ウエイトトレーニングのような動きは
競技とは真逆なので動きが悪くなる。
そのため試合に近づくにつれて
全身を使って動くようなトレー二ングに変える。
このようにすれば
ウエイトトレーニングで養った筋力を
試合に活かすことができます。
ただしこれだけで
試合で勝つことはできません。
さらに視点を上げて考えると
戦略や戦術といった他の部分も
必要となります。
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このように視点を変えると
まず試合で勝つというゴールがあって
そこから今の自分を見ると
足らないものが見えてきます。
そこで
ゴールへ至るまでのストーリーを描き
必要なものを順番に配置していく。
このように考えてみると
ウエイトトレーニングについての
2つの意見はどちらも正解なのです。
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視点を上げることで
別な次元からものごとをとらえることができます。
すると
答えが〇か×かしかなかったところに
それらを包括した第3の答えがでてきます。
アインシュタイン博士も
“いかなる問題もそれをつくりだしたときと
同じ意識レベルでは解決することはできない”
と言っています。
『高い視点で考える』
何か問題に直面したときに
ぜひ思い出してくださいね。
では次回は
「甘いものを食べたいけど食べると太る、、、
どうやってやせればいいの?」
といった問題を別な次元から考えてみます。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。