ピラティスでダイエットはやせない
ピラティスとダイエット
「ピラティスってやせるんですか?」
ピラティスについてで、この質問がもっとも多いですが、
「ピラティスだけではやせません、ダイエット目的なら他の方法を選んだほうがよいですよ」
と前回お伝えしました。
では
「なぜやせないのか?」
今回はその理由と、どうやったら効果的にやせられるのかについてお話します。
ピラティスでやせない理由
余分な脂肪を減らすためには、最低条件として以下のようになる必要があります。
—————————-
摂取カロリー < 消費カロリー
—————————-
この関係を成り立たせるには、3つの方法があります。
1, 食事量を減らして摂取カロリーを減らす
2, 運動量を増やして運動量を増やす
3, 1と2の両方行う
ではここで質問です。
3つのなかで一番効果が低いのはどれでしょう?
3ではないのは分かると思いますが、、、
答えは“2”です。
「運動してやせよう!」と思う方が多いですが、運動の消費カロリーは実はそこまで多くありません。
たとえば、体重50kgの方が30分ジョギングしたら、消費カロリーは、500mlペットボトルの清涼飲料水と同じくらいです。
30分走っても、そのあとペットボトルを1本飲んだら、消費した分は補えてしまうんです。
夏の暑い時期なんて、ふつうにこのくらい飲みますよね?
だから運動だけでやせようとすることは効率が悪いのです。
もちろん、運動だけでもやせることは可能ですが、きつい運動か長時間の運動、またはその両方を行う必要があります。
ただし、それでも少し多く食べれば、消費したカロリー以上とれてしまうので、運動だけでやせようとしない方がよいです。
ではピラティスはどうでしょうか?
ピラティスの運動量は正直多くありません。
おおよそジョギング程度です。
そのため、1時間のレッスンに週2回出ていても、「なかなかやせない」といった結果になってしまうのです。
やせるにはどうすればよいのか?
ではやせたかったら、具体的にどうすればよいのでしょうか?
ここまで読んで答えが分かっているかもしれませんが、余分な脂肪を減らしやせたかったら食事を変えることが効果的です。
ただし、ここでも注意が必要です。
食事だけでやせると、筋肉まで減ってしまう可能性が高くなるのでおすすめしません。
せっかくやせても筋肉が減ってしまうと、貧相なカラダになったり、思ったよりもたるみが引き締まらない結果に終わってしまいます。
せっかくやせるなら、スタイルよくやせたいですよね。
ではどうすればよいのか?
スタイルよくやせるためには筋トレがおすすめです。
ただし、スタイルよくやせると言われても、
「筋トレでムキムキにならないか不安、、、」
そう感じる女性は多いと思います。
ご安心ください。
女性の場合、ホルモンの関係でムキムキになることはまずありえません。
男性だって、ムキムキになるのは難しいので心配なく。
ちなみに、海外の女優さんは、筋トレをしっかり行っている人が多いと聞きます。
その影響か、一般人もダンベルやバーベルを使った筋トレを行っている人が日本よりも多いですね。
わたし自身、海外に半年ほど滞在していたとき、年齢に関係なく、ジムで筋トレを行っている女性をよく見かけました。
かといって、ムキムキの女性はいなかったです。
スタイルよくやせたかったら『食事を変えつつ筋トレを行う』ことをおすすめします。
最後に
ピラティスは、姿勢改善やスムーズに動けるカラダをつくるには有効なエクササイズです。
ただし、ダイエットが目的の場合は有効ではありません。
余分な脂肪を減らしてやせたかったら”食事と運動”です。
運動は特に筋トレを行い、筋肉を維持しながらダイエットすることが、スタイルよくやせるポイントとなります。
さらに、
キレイなボディラインをつくるには、筋トレで外側の大きな筋肉をトレーニングする前に、カラダのゆがみを改善し、骨格ラインから整えることが効果的です。
ちなみに、わたしのパーソナルトレーニングでは、ピラティスを元にしたエクササイズでカラダを整え、筋トレで引き締めていきます。
また、脂肪を効率よく燃やすためには、食事の面でカロリー以外の要素も重要となるので、カラダの仕組みから見て、何をとって、何をとらないほうがよいのかもお伝えしています。
興味がある方は以下をご覧ください。
⇒ パーソナルトレーニング
最後までお読みいただきありがとうございました。
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